2015年11月09日

入出力

人間、インプットとアウトプットではどちらによりエネルギーを要するものなのだろう?
インプットは理解や把握である。

広く浅く把握したり、特定の分野を突き詰めて深く理解したり。
両方だとするとさらに難易度が高い。

でも、どちらにせよ使いたい時にすぐその記憶を探り当て引っ張り出せるよう覚えるだけでなく整理もしなければ意味はない。
もっと言うと、点と点の記憶を因果関係や時系列の線で結んで系統立てて頭に入れておかなければ、これまたあまり意義のあるインプットではない。

アウトプットは外界や他者に向けての発信だ。
個別の事例を具体的に示したり、多くのことに応用できるよう抽象化したり概念化したり。

発信の手段も様々。
立体模型、プロトタイプ、サイレントランゲージ、図解、チャート、絵、文字、音声、メロディーなど。

例えば文字や音声であればどの言語で発信するか、など、手段は果てしない。
こう考えると、発信を発信内容から組み立てる場合、アウトプットの方が難しそうだ。

学習でも、習って理解したことを、自分が何も予備知識を持たない他者に伝え理解させることができて初めてその知識を自分のものにできたことになるという。

ちょっと他人とのコミュニケーションに疲れた時にはこんなことを考えてみる。


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Posted by とほこ at 17:24│Comments(0)日記
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